ダイレクト話(8話〜13話)
第8話 日本の馬術家は無頓着
馬術競技はF−1、アイススケート、スキーのワールドカップシリーズ、サーキットなどと同じタイプのエキサイティングサーカスです。外国で行われている馬術競技(ホースショー)と日本で行われている馬術競技はよく似ているけれど違います。日本で行っている馬術競技はホースショーではなく馬の運動会です。われわれ馬術家集団は国や競馬会から多額の助成を受ける権利を持っていますが義務もあります。我々日本の馬術家は国や競馬会から助成を受けていますが、後は知らん顔をしていたりどうしたらよいか解らない人や何にも感じない人が多いようで、無駄に助成金を消化しています。何にもわからない人や何にも感じない人の前で発言する事は、私自身社会人としてはとてもマイナスですが、次世代の馬術家になりうる少年少女の為に発言していく事が、私にはプラスにならなくても次世代には大きな前進につながると思い発言していきたいと思います。決して他人事でなく私自身も含めて馬術の先人の努めだと思います。
第9話 なぜ日馬連の登録料が高いか知っていますか?
指導者、審判員、馬登録料等、他スポーツ中央団体と比べてなぜ、数倍も高いのか知っていますか!どのスポ−ツ中央団体も助成金を受けていますが、他スポーツ中央団体はスポンサー企業集め、会員集め、事業展開等努力をし、助成金の数倍の資金を作り出して運営しております。しかし、日馬連は、社団法人の名の元に法が定めた「社団法人は、利益追求事業にあらず」を楯に何の努力もしません。助成金が運営費の100パーセントと言うわけにはいきませんので解決策として登録料を高くしています。他スポーツ中央団体も、社団法人であることを忘れては困ります。
日馬連理事の中には、競馬会から助成金をもらわなければよいといわれる方もみえますが、何の事業展開も出来ないのに唯一のスポンサーを切れでは、迷理事の代表選手に成ってしまいます。
我々馬術家は、末代まで競馬会から助成金を受ける権利を持っていますが、馬券の販売網を拡大させるなど、競馬会を叱咤激励出来るほどの発言力を持たなければなりません。外国の馬連はかなりの政治力を持っています。
第10話 所有者
日馬連、全乗協など、馬術関係者、乗馬関係者の為に農水省、競馬会から多額の助成を受け大変ありがたく思います。しかし気になる事があります。日馬連、全乗協が、農水省、競馬会の指導監督下にある事は有能な人材が手薄な馬術界、乗馬界にとって嬉しい事ですが、日馬連予算の80%、全乗協予算の95%が農水省、競馬会の完全管理下にあるような気がします。指導監督下と完全管理下はよく似た言葉ですがまったく違う意味だと思います。日馬連の予算は馬術人が馬術普及振興の為に使用するための助成ですし、全乗協の予算は乗馬人が乗馬普及振興の為に使用する助成であり、助成金の使い道や活動を指導監督し、より馬術や乗馬を進歩発展普及振興させる為であり完全管理し、他日本のスポーツの中央団体や外国の馬術協会と進歩、発展に大きな差をつけさせる為の物ではないと思います。日本の馬術、乗馬の進歩、発展、普及、振興のための指導監督をお願いします。助成金は農水省や競馬会の所有物でなく、馬術人や乗馬人の進歩発展、普及、振興の為の物です。よろしくお願いします。上から下へ物を見るだけでなく、下から上へ物を見たりあらゆる方向から物を見、何が正しいか判断する事が大事な事だと思います。助成金は消化するものでなく何かを作り出したり、生み出したりする為の起爆剤です。資金がなければ、何も出来ません。大事に使わせてください。
第11話 社交辞令と協会サービス
2000年1月ウェストファーレン協会講師講習会で私と講師との実力差にショック状態にあった私は、「全ての面で貴方には勝てない」といいますと女性講師は、「いいえ、私は数多くの新しい馬に乗って数多くの経験を積んでいるので出来るだけで、貴方こそ素晴らしい馬の先生だから頑張って」と素晴らしい笑顔で言ってくれました。
2001年2月ウェストファーレン協会講師講習会で「私のクラブは小さいし、施設も良くないし、馬も良くなく、生徒も下手ですが、一生懸命教えてくれてありがとうございました。」と女性講師に言いますと、「とんでもない、馬場も馬場をならしたり、水をまいたり、ベストコンディションでしたし、馬の調整もベストコンディションで、生徒も一生懸命上手になりたい気持ちがあり、とても良い講習会が出来ました。私こそお礼を言います。どんなに大きくて立派な施設でも整備してなければダメですし、どんなに良い馬でもコンディションが悪ければぜんぜんダメです。良い講習会は出来ません。障害指導がたくさん出来なくてゴメンナサイ、貴方のお陰でとても良い講習会が出来ました。ありがとう。」とステキな笑顔で帰っていきました。
7〜8年前、協会より地区事務局にたくさんの書類が、数回に渡り送られてきましたので、出来る事なら、各クラブに直接送っていただけるとミスもありませんのでよろしくお願いしますと、電話を入れましたところ、「地区事務局には、金を払ってあるんだ!!黙ってこっちの言う事を聞いていれば良いんだ。おまえらには、助成金をやっているのだから、言う事を聞いていれば良い」と言っていました。我々は農水や競馬会からお金をめぐんでもらっているのでしょうか?
我々は乞食でしょうか??
6〜7年前優良乗馬施設の視察に協会幹部が来た時に、想像していたとおりだったと言い、東京の馬事公苑とはえらい違いだと、イヤミな笑いをしておりました。同行していた新人の協会事務職員にやっぱり東京のお嬢さんはあか抜けてかわいい美人ですね。と言いますと、当たり前だ、この辺のいなかっぺとは違うと言っていました。
ウェストファーレン協会講師も準公務員ですし、協会幹部も準公務員ですが、このギャップは一体何なんでしょうか?馬術や乗馬に対する愛情や情熱の差がこんなに大きなギャップを作るのか?数百年前の士農工商が東京には今でも有るのでしょうか?私も同じ日本人だと思っていますが、江戸人と我々は身分の差がかなり有るようだと実感し、認識しなければならないのか?
2001年今現在の協会サービスはかなり良いですが、以前はすごかったです。
ここ4〜5年前から協会サービスは良くなっています。しかし、残念ながら協会予算の95%は協会幹部と農水、競馬会だけで決定しています。地区長会議もありますが、いつも決定事項に賛成と、手を上げる以外に方法を与えられません。無能な集団でしかありません。地区長は各地区のプロ集団の代表者のはずですが、残念ながら、皆さんのお役には実は立っていません。地区長会議で意見を言いましても、ハイ解りましたとは言ってはもらえますが何も変わる事はありません。協会、農水、競馬会は立派で我々の為に助成していてくれる事は良くわかっていますが、我々の意見を積極的に聞く耳を持っていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
第12話 外国と日本の組織委員会の実力差
2000年9月初旬、全日本総合の競技委員長で日馬連の競技実施本部長とお話する機会がありました。彼は、1週間前から山梨に入り、一生懸命みんなの為に障害作りをしているとおっしゃっていました。本当に頭が下がる思いです。私は仕事を1週間休んでみんなの為に、野外障害作りをする事などとても出来ません。
2000年9月中旬、ベルギーのCDIにサポーターとして同行しましたが残念な事に、ベルギーは、原油値上げに反対するトラック運送組合がトラック輸送全面シャットアウトストライキで各国馬術チームはベルギーに入国出来ずUターンして自厩舎へ帰ってしましました。大会のテクニカルディレクターが動物愛護団体や政府関係者、帰宅してしまった各国馬術チームに電話を入れまくり、各国馬術チームは動物愛護団体のグリーンピースやパトカーの護衛で競技場に大集結し、無事CDIを開催していました。
バトミントンCCIフォースターのバトミントンホーストライアルのゼネラルプロデューサーなどは、大会1週間前にコース視察で安全性、ドラマ性、ショーアップなどの確認作業をコースデザイナー、コースビルダーなどとしながらスポンサー看板や、スポンサー障害などがテレビカメラに入る角度や観客が入るスペースなどの打ち合わせが有ったり、700程度のブースの入る場所決めや、スポンサー大企業幹部との折衝などで、多彩な1週間となる事です。野外走行日などはチケット購入者は10万人程度ですが、実際は25万人位が入場しますので、ガードをするのもバトミントン公爵邸の拡大な領地では、大変な事です。しかし、20億円程度の経済効果があるフェスティバルですから命を削ってでも頑張らなければなりません。
ドイツで行われるアーヘン大会のゼネラルプロデューサーも大変です。アーヘンは会社で20名程度の社員が年に1回の競技会の為に1年前からチケット販売、テレビ放映権販売、スポンサー企業集め、看板の販売、馬具屋やレストランの入るブース販売など1年間多彩な日を送りながら馬のオークションなども行いますので良馬を集めなければなりませんし、当然世界中のジャンプ、ドレッサージュ、馬車、軽乗などのスーパースターを集めなければいけませんし、一般競技会も有り、8面同時開催で大変な事です。10億円以上の資金が動きます。
外国の組織委員会は国家を動かしたり、大企業並みのフェスティバルやイベントとして活動しておりますが、我々日本の組織委員会は実施本部長自ら山中で障害作りで本当に頭の下がる思いですが、残念ながら少し違う気がします。やるべき仕事は他にあるような気がします。実施本部長は現状の中で良く頑張っています。実施本部長に問題があるのでは無く、日本の現状に問題点があります。我々馬術家は何かを感じ、何かを発言し、何かを行動しなければ、次世代の馬術家の為に何かをしなければなりません。日本国内の他スポール中央団体もビックイベントが目白押しで頑張っています。
第13話 農林水産大臣殿 水門を開けてください。
(社)日本馬術連盟、(社)全国乗馬倶楽部振興協会に多くの人材を、農水、競馬会から送りこんで頂いて、ありがとうございます。しかし、両団体とも2名程度の有能な人材だけでよろしいです。
各団体とも中央団体ですのでホームページなどによるニュース&インフォーメーションが重要な情報公開の場ですが、我々一般会員には各団体とも情報公表に関する事がクローズ!クローズ!クローズ!で何が何だかよくわかりません。ドーピング検査の情報公開もしないスポーツ中央団体は、ゲートボールチーム位なものだと思いますが、何もわかりません。水泳連盟や陸上連盟の情報公開を見ましても、馬本体に使用しては、まずい治療薬や、何日前なら使用できる治療薬か、知る事は出来ません。
両団体の予算使用目的や、予算配分決定者が誰でどのような話し合いが行われているのか、国家予算ですらテレビ放映されていますが、我々は、全て解りません。そこで、ホームページディレクターとホームページクリエーター2名のWebマスターと交代させて下さい。我々の2団体に高給取りの幹部を送りこんで頂くより、給料が半分の人でお願いします。何だかそちらの幹部の給料を払う為に連盟、協会があるのだと勘違いする一般会員が多くいます。勘違いさせないで下さい。馬券販売網の拡大をよろしくお願いします。サッカーくじのtotoの販売網は全国6000ヶ所がスタートです。助成金を減らすぞが、口癖の競馬会ですが馬券販売網拡大に努力して下さい。助成金を増やすぞ、馬術界と乗馬界で好きなように使ってくれ!!が口癖にして下さい。
第14話 日本馬術連盟 殿
日本馬術連盟は、日本における最高唯一の馬術に関する中央団体という事は、全日本学生馬術連盟、全日本高等学校馬術連盟、日本乗馬少年団連盟、日本社会人団体馬術連盟、全日本ポニークラブ連盟は、中央団体ではないという事ですね!何の団体なんでしょうか?連盟定款、連盟規約ですから上から下を見る文書になる事はやむを得ない事かもしれませんが。
『会員の、会員による、会員のための連盟』でなければいけません。
馬術連盟の存在価値は、選手の為に何が出来るか、馬術の将来の為に何が出来るかです。選手年齢がかなり高い馬術の中で選手会が無いのはとても理解し辛い事です。上から下を見るだけでなく、選手が何を望んでいるか1番大事な事です。
『役員の、役員による、役員の為の連盟』にならない事をお祈りします。
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